突然ですが皆さんサウナはお好きですか?
今日本は空前のサウナブームが来ているみたいです。
以前の私は温泉に行って時間がある時に入ろうと考えるくらいでした。
水風呂なんて「温まったのになぜまた冷やすの?」と思い、入る意味が分かりませんでした。。。
しかしそこから色んな情報を聞きながら自分で調べていくと
サウナ×水風呂のリカバリー効果がとても高いことを知りまして、今は週一回入りに行っています。
と言うことで今回はスポーツ選手におけるサウナでの疲労回復効果やメンタル面のリセットについてお話ししていきます。
サウナの効果
サウナ×水風呂は血行促進効果があります。
高温のサウナに入ると血管が拡張され、低温の水風呂に入ると血管は収縮します。
この血管の拡張→収縮のサイクルにより血流が良くなり、身体に溜まっている疲労物質などを流してくれる働きがあります。
筋肉にもいつも以上に血流が回るため、筋肉痛などに対するリカバリー効果が普段以上に見込まれます。
ただし、試合直後やウエイト直後のサウナはあまりお勧めしません。
負荷がかかった筋肉は熱をもって傷ついている状態(炎症)です。
投手が投げ終わった直後アイシングするように、温めるのではなく冷やすことで身体は炎症を治していきます。
ある程度炎症の収まった翌日に入りに行くようにしましょう。
メンタルリセット
また、サウナに入っている状態は自分と向き合う時間を作れます。
「暑い、、あと何分だ?」
と考えるよりも
- 試合の反省
- トレーニングの見直し
- 直近の試合の采配について
選手も指導者も考えることは山ほどあります。
それを文字通りの裸一貫で自分を見直す時間として使うことも出来るのです。
日頃溜め込んでなかなか消化しきれなかったメンタル部分のリセットとして、まだ試していない方は是非試してみてください。
サウナの入り方
続いてはサウナの入り方についてです。
一般的なサウナの温度は60から100度程度まであります。
サウナに入る前の注意点が
- 充分な水分補給をしてから入ること
- 皮膚についている水滴を拭き取る
です。
水分補給はもちろん脱水症状を防ぐ為です。
身体に吸収されやすいように、塩をひとつまみ入れたりスポーツドリンクを飲んでおきましょう。
そしシャワーや湯船に浸かって身体に水滴がついている場合はタオルで拭いてからサウナへ入りましょう。
これは表皮に水滴がついていると汗をかきにくいからです。
発汗を効率的に行う為にも入室前の準備を怠らないようにしましょう。
さぁ、準備が完了したらいざ入室です。
5分~10分を目安に身体を温めましょう。
砂時計があればそれを使うと楽です。
しかし無理は禁物。
逆に体調を悪くしてしまうので、最初は3分など短くても構いません。
徐々に入る時間を伸ばしていきましょう。
充分に身体が温まったと感じたらサウナから出て水風呂へ向かいます。
マナーとして、水風呂へ入る前に必ず汗を流してから入るようにしましょう。
水風呂は全身浸かれれば最高ですが、無理そうでしたら半身だけなど身体と相談しながら1分程浸かって下さい。
最後に身体をしっかり冷やしたら、外気浴で身体を落ち着かせます。
良くなった血流が身体の隅々までいきわたるようにリラックスして過ごしましょう。
露天風呂がある場合は外の風に当たりに行くのがお勧めです。
ちなみに私は
- サウナ6分
- 水風呂1分
- 外気浴3分
これらを3セット行います。
水風呂こそ、最初は地獄のような寒さを感じますがセット数が進むごとに身体の表面に薄い膜みたいなものがある感覚になり心地よくなります。
そしてセットの合間に摂取するドリンクには
- 塩
- グルタミン
- EAA
これらを入れています。
サウナ後は血行が良くなり栄養素がいつもより身体に浸透しやすい状態なので、免疫力アップの効果があるグルタミンなどの栄養素を取り入れて、より身体のリカバリーを狙っていきたい考えです。
そして、食事からの吸収率も高い状態なのでアルコールやジャンクフードなどではなく、タンパク質やビタミン類など身体を作って体調を整える食事を意識して摂取していきましょう。
しかしサウナ上がりのビール、、、
考えただけで美味しいですが、飲むとしてもきちんと水分を摂ってから飲むようにしてください。笑
身体づくりはトレーニングだけにあらず
いかがでしたでしょうか?
今回はサウナについて色々お話ししてきました。
恐らくサウナに入るのは良くても、水風呂が苦手で入れない方が多数いらっしゃると思います。
そんな時はシャワーを浴びながら少しずつ温度を下げていき、丁度いい水温の水を浴び続ける方法もあります。
この場合は2分~3分ほど浴びるようにしましょう。
広がった血管を収縮させることが目的なので、身体に負担のないように自分のやり方を見つけてください。
毎日のトレーニング後や試合後のケアをきちんとやっているつもりでも、なかなか疲れがとり切れないと感じている方。
是非一度、身体に新しい刺激を入れてみる意味でも
サウナ×水風呂×外気浴
取り入れてみてください。
ここまでご覧いただきましてありがとうございました。
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