本日2020年7月20日の週刊少年ジャンプ33・34合併号にてバレーボール漫画「ハイキュー!!」が最終回を迎え、8年半の連載に幕を下ろしました。
ジャンプに読切漫画として登場した頃からずっと追いかけて読んでいた私にとって、「来週から日向と影山のコンビ(主人公と準主人公)のコンビが見られないのか」と非常に悲しく寂しい気持ちになってこの記事を書いてます。
さて、野球のブログになぜバレーボール漫画の話し?と思う方がいらっしゃると思いますが
私はこの漫画で本当に数多くのことを学びました。
- MAJOR
- ダイヤのA
- ラストイニング
- おおきくふりかぶって
沢山の野球漫画を見てきて、その中でも野球の技術や考え方・戦術面で学ぶことはありましたが
スポーツに共通するメンタル面、技術の習得の仕方などに関しまして
ハイキュ-!!以上に具体的に書いてる漫画はないんじゃないかと思っています。
今日はその中の一部分をご紹介させて頂きます。
練習だけが成長する場ではない
≪ここから漫画の内容を一部挟みます↓↓≫
主人公の日向はジャンプ力があり攻撃面では多彩な才能を発揮していましたが、サーブとレシーブに関してお世辞にも上手いとは言えませんでした。
そんな中、高校1年生の秋の終わりに1年生選抜強化合宿が開催されることに。
自分が行けることを願っていましたが、他のメンバーが選ばれて練習には参加することは出来ませんでした。
しかし、そこでも諦めないのがこの主人公。
なんと練習会場に行き、球拾いとして合宿に参加することになったのです。
http://blog.livedoor.jp/cry_out1005/archives/1062931261.html
その中で日向は球拾いをしながら自分の苦手なレシーブをするイメージを持って動いていました。
そして合宿に選ばれたメンバーの動きを観察し、
- 自分と何が違うのか?
- なぜそんな簡単に動けるのか?
- サーバーのどこを見ているのか?
本誌より引用
まるで実際に練習に参加しているような集中力で黙々とボール拾いを行っていました。
効率よく動くために球拾い中スプリットステップを実践してみたり
http://blog.livedoor.jp/cry_out1005/archives/1062931261.html
他校のエースである人にレシーブの時何を考えているのか?と躊躇なく聞きに行ったり
技術面で苦労している同い年の選手に、コートの外から見て気づいたことを伝えて実践させてみたり
本誌より引用
普段練習に参加している時よりも、思考の時間を多く持って動く姿がそこにありました。
http://blog.livedoor.jp/cry_out1005/archives/1062931261.html
最後の方ではアタックのコースを読んだ完璧な動きをしながら
ボール拾いをしていました。笑
日向に学ぶ時間の使い方
これらのことから私が感じたのは雑用や練習の補助をしている時間ですら成長に使えるということです。
野球であれば
- ボールボーイ
- ノックの球つぎ
- バッティングピッチャー
辺りでしょうか?
日向のように球拾いをしながら練習・試合さながらの集中力を持ち続けるというのはなかなか難しいかもしれませんが
確実にパフォーマンスUPに繋がると言うのはハッキリ言えます。
思考→実践→反省のサイクル
日向はいかなる時もこのサイクルを止めませんでした。
そして自分が無知なことを自覚し受け入れ、分からないことは人に聞き、時には自ら体験しに行って普段の練習の効率を何倍にも膨れ上げさせていきました。
これは漫画の中の世界だから出来ることでしょうか?
やるかやらないかは己次第です。
自分の能力が上がらないことを嘆き諦めてしまえば
日向にはきっと追い付けません。
影山には鼻で笑われるでしょう。
ぜひ日向の時間の使い方を参考にして明日から活動してみてください。
そしてハイキュー!!作者の古舘春一先生
8年半の週刊連載お疲れさまでした。
このような素晴らしい作品を世に送り出してくださいまして本当にありがとうございました。
ではまた。
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