2020-02-22

メンタルトレーニング

突然ですがスポーツにおける科学的トレーニングとは何か説明できる人いらっしゃいますか?

 

なかなかこれは難しいですよね。

 

私は誰がやっても同じように効果があるトレーニングだと思います。

 

ではスポーツの練習でこのようなトレーニングが実際にあるとご存じですか?

 

いきなりこんな質問から入ってしまいましたが

今回はメンタルトレーニング(心)についての内容です。

 

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https://pulasusikou.com/post-157/

(画像はこちらからお借りしました)

勝利に必要なものは?

 

次の3つの内どれでしょうか?

 

[

「心」はプレッシャーに強い・常に勝つイメージを持ち続けている

「技」は守備が上手い・バットコントロールがいい

「体」は体力がある・身体がでかい

 

これには色んな意見があるかと思いますが、私は迷わず「心」だと思います。

 

では、これらの練習方法はどうでしょう?

技はノックやトスバッティング

体はウエイトトレーニングやサーキットトレーニング

心は、、、

 

パッと出てきませんよね。

 

それは方法を知らないからです。

日本の野球界はまだメンタルに対する理解が少なく思います。

 

指導者の方も自分が現役の選手だった頃にやったこともないでしょうから

練習方法も持ってないと思いますし、練習時間もとっていません。

 

メンタルのトレーニングをさせていない監督が試合で負けると

 

「お前はプレッシャーに弱いな」

「なんで練習で出せたことを試合で発揮できないんだ」

 

などと怒る方もいますよね。

 

そりゃあメンタルのトレーニングをしてないからプレッシャーに弱い子もいるに決まってます。

ピッチャーをやったことがない子にいきなり完封しろと言っているようなものです。

 

メンタルの弱さは指導者のせいでもあります。

 

昔は追い込むことでメンタルがつくと思われていました。

しかしそれは

ものすごく前向きで追い込まれるのが好きで監督を信頼している選手なら、というお話です。

このような選手がチームにどれだけいるでしょうか、、、

 

ピッチングもバッティングも普段の練習で身体に染み込ませてフォームを作り

試合に臨みます。

 

しかし、メンタルに関しては普段全く練習していないのに試合でいきなり

 

「リラックスしろ」

「緊張なんかしてたら振れないぞ」

「力を抜け」

 

と言われませんか?

 

これではいつまでたっても身につけた技術や体力を発揮できません。

 

試合で常にベストプレイをするのであれば

技術と体力と一緒に「心」も鍛えましょう。

 

苦手意識は全く不要

 

ミスを誉められたからと言ってまた同じミスをしようと思う人はいません。

でもミスを怒られると選手によっては委縮してしまいます。

 

苦手意識を持ってしまうんです。

 

苦手意識ほど選手にとって全く不要なものはありません。

 

バッティングで自分が苦手としているコースにボールが来たら、身体に一気に力が入ってしまい動かなくなったりしませんか?

 

守備で苦手な打球が来たらエラーするイメージが出てきてしまい

本来処理できる打球への動きも鈍くなってしまいませんか?

 

そしてそれらが更なる苦手意識を生む悪循環になってしまいます。

 

ミスをしたことは自分も周りも見て分かります。

それを口に出して「お前はミスをしているんだ」と再確認するのは

なぜなんでしょうか。

 

これが指導者のストレスのはけ口なのであればその指導者には辞めてもらったほうがいいと思います。

 

練習は成功のイメージを植え付けて、自信を生み出す場にしませんか?

 

レベルの高い選手に共通すること

 

それはプラス思考で人のいいところを見つけるのが上手い人です。

逆にレベルの低い選手はマイナス思考で自分の周りに目を向けようとしません。

 

挨拶一つとっても

下を向いて小さい声で言う挨拶と

正面を向いてハッキリと口を開き笑顔で言う挨拶

 

どちらがレベルの高い選手に多いと思いますか?

 

挨拶は「やろうと思えばできる行動」です。

チームルーティンの一つにしているチームもいますよね。

 

一人一人がなぜやるのか理解してやるのが一番ですけど

「やらせる」挨拶でも効果はあります。

 

野球はミスをするスポーツですから気持ちの切り替えがうまくないといけません。

 

その中でも挨拶や音楽は気分の切り替えにすごく便利なんです。

 

メンタルは鍛えられると言いましたけど

挨拶と同じようにテクニックとして身につけられると思います。

 

プラス思考は試合で使う「技術」だと思ってください。

 

ボディランゲージ

 

ボディランゲージとは行動のことです。

行動は気持ちに影響を与えるとご存じですか?

 

小さくなって体育座りをしていると本当に自信がなくなります。

走ることが苦手で運動会が嫌いな子はよくこんなポーズをしていませんか?

 

逆に自信がある子は手を広げたり余裕そうに足を組んだりしていませんか?

そのような子は大抵緊張なんてせずしっかり1位をとります。

 

つまり、自信がない子でも

行動を変えることができれば自分のメンタルにいい影響を与えるということです。

 

ものの捉え方や考え方が変わってきます。

 

能力はあるのに試合で結果をなかなか残せないでいる方

 

日頃の生活から気持ちの持ち方、そして行動をを変えてみませんか?

 

思わぬ形でパフォーマンスアップに繋がるかもしれません。

 

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