近年MLB選手やNPB選手の中に、片方は何もついていないのに、もう片方にはアンダーシャツみたいなのを着けているのを見かけませんか?
それはアームスリーブと言うものです。
草野球選手も身に付けている方はいると思いますが、まだまだ「つける理由が分からない」や「長袖と何が違うの?」と言う方もおります。
今回はアームスリーブの特徴や効果、そして私が使用してみた各メーカーのアームスリーブをご紹介していきます。
特徴と効果
アームスリーブは腕に着用して腕をサポートする役割があります。
なので片腕にしかつけてない方は基本的に投げ手の腕に着けていることが多いです。
他には
・汗を吸い込む
・紫外線対策
・着圧による動作のサポートと疲れの軽減
このような効果があるとメーカーさんは説明しています。
これを見て
「各メーカーで出しているコンプレッションウェア(身体にフィットするピチピチなアンダーシャツ)と何が違うの?」と思う方もいますよね。
ここからは私の使ってみた感想も交えながら解説していきます。
①コンプレッションウェア以上の着圧
身体にフィットするアンダーシャツは上半身全体の無駄な筋肉の動きを無くすために設計されています。
対してアームスリーブは腕に特化した設計です。
先程説明した着圧による動作のサポートや疲れの軽減はかなり実感できます。
投手の方はルール上使用出来ないのが非常に残念です。
ですが力の入れ具合は違えど、投手と同じくらい球数を放る捕手にこそ着けて頂きたいアイテムです。
他にもサードやショートの方など打球が飛んで来やすく、内野手の中でも長い距離を投げるポジションの方にもオススメします。
②取り外しの手軽さ
使用したことがある方は分かると思いますが、アームスリーブは指先から伸ばして二の腕の辺りまで装着します。
つまり、体温調節するのにユニフォームを脱いで長袖や半袖に着替える必要がないんです。
暑くなれば引っ張って抜けますし
寒ければ指先から入れて装着できます。
朝イチの試合などでは身体を暖めるためにコンプレッションウェアの上からアームスリーブを着け、試合直前に外すという使い方も出来ます。
③リストバンドのようなオシャレアイテム
これは特に草野球において、この理由で使う方が半分以上いるのではないでしょうか?
MLB選手のアームスリーブを見てみるとと分かるようにとてもオシャレ感を出すことが出来ます。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h335403848
↑↑(こちらから引用させて頂きました)
大谷翔平選手もエンゼルスは赤のユニフォームですけど、黒のアームスリーブを使っていますよね。
↑↑(こちらから引用させて頂きました)
チームカラーと違う色を取り入れることが出来るのがアームスリーブのオシャレポイントです。
上の写真の国の国旗をイメージしたものや、メーカーのロゴ・迷彩柄の入ったものなど
様々な種類があります。
以上がアームスリーブの特徴と効果です。
次に私が実際に使用したアームスリーブをご紹介していきます。
ザムスト
サポーターで定番のメーカーさんです。
ザムストのアームスリーブは皮膚の温度に反応して生地が汗を乾かす量を調整してくれます。
体温をコントロールし、暑いときには効率的に汗を蒸散して体温を下げ、寒いときには生地が汗を保持することで気化熱による体温低下を抑えてくれる働きがあります。
デザインはシンプルですが、着圧も伸縮性もかなり良くて普段の練習から愛用しています。
私はザムストのカーフスリーブも愛用していますので気になる方はチェックしてみてください。
UNDER ARMOUR
コンプレッションウェアを一番最初に世に送り出し、有名ですよね。
そんなUNDER ARMOURさんのアームスリーブはデザイン性とカラーリングが豊富です。
MLBのロゴが入ったものもあるのでオシャレに使いたい方は必見です。
性能としては、他メーカーに比べるとあまり吸水性と伸縮性がない気がします。
好みが分かれるところだと思いますので店頭で試着してから購入することをお勧めします。
CERAMIC POWER GEAR
こちらは私が今年から使っていくアームスリーブです。
↑↑(こちらから引用させて頂きました)
各球団のプロ野球選手も御用達のメーカーですが、圧倒的に着け心地が違います。
最大の特長である左右非対称の立体裁断により、動きの妨げになる引っかかりなどの要素を極限まで無くすことを可能にしたそうです。
生地の種類も3種類ありまして
compression cool→着用するアスリートの快適性を追求した仕様に。薄手の素材に特殊加工を施し、縦横方向への伸縮性を高めています。
これによりいかなる動きに対しても高いフィット性を維持しつつ、吸水速乾性も高く、汗をかいても素早く乾く機能性を実現しています。compression heat→素材の内側に特殊な起毛加工を施し、独特の柔らかな肌触りを実現。縦横方向への伸縮性を抑えることで、強めのフィット感、サポート感でプレーを支えます。
compression Hard→サポーター生地に新素材を採用。太陽光エネルギーを吸収し、熱に変換する“吸光熱変換機能“を持つ特殊素材を用いており、秋、冬、そして春先と気温の下がる季節でも寒さに負けずにプレーすることを可能にしてくれます。
(CERAMIC POWER GEAR公式HPより引用)
また、CERAMIC POWER GEARさんは全商品独自素材を採用しているそうで、国内の工場で繊維から作っているそうです。
最高の品質の商品を私たちに提供してくれるメーカーさんです。
公式サイトでしか取り扱いがないので注意してください。
公式HP↓↓
CERAMIC POWER GEAR(セラミックパワーギア)
まずは試着から
いかがでしたでしょうか?
この他、ご紹介したメーカー以外にも様々な種類のアームスリーブがありますのでいくつか貼っておきますね。
選ぶ際に、デザインで決めるのももちろんアリですが、このアームスリーブというアイテムに限って私は性能で選ぶことをお勧めします。
目立つ要素よりも、試合中の着け心地や伸縮性が良くないとプレーに影響しそうな気がするからです。
まずは試着できるお店を探して実際に着けてみてから購入するのが良いかと思われます。
デザイン性も性能も良い商品に巡り合えたら、また週末の野球が楽しくなりますね。
ここまでご覧頂きましてありがとうございました。
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