野球をプレーしていて皆さんに変化はありましたか?
体力面や技術面など様々あると思いますが
私は会話の考え方が変わった珍しい人間です。
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/03/24/gazo/G20130324005467430.html
(画像はこちらからお借りしました)
9歳から始めた野球。
今年で丁度20年になります。
野球で私の会話の何が変わってきたのか?
今回はその辺りを深くお話ししていきます。
プレー中の会話が出来ない
小・中学校の私は普段の学校生活であまり目立たないように過ごしていました。
- 人前で失敗するのが恥ずかしい
- 自分の意見を否定されるのが怖い
特に中学校時代は周りもみんな多感な時期だったので尚更です。
活躍はしたいけど他の選手の前で自分の意見を言うのは苦手。
ただひたすらに監督さんから教えてもらったことをやって、試合に臨むだけの選手でした。
そんな私でも野球自体は大好きだったので、迷わず高校でも野球をやることを選び高校野球の門を開きました。
高校野球の練習は想像以上にハードなものばかりでした。
特に体力面のサーキットトレーニングが、、、笑
しかしその中で、辛い練習を辛い表情でやるのではなく自分達で盛り上げ鼓舞しながら行っていく練習スタイルに謎の感動を覚えました。
当時慕っていた先輩も自ら率先して声を出していく方だったので「声なら出せる、いいプレーには称賛を送って辛そうにしていたら目の前で励まそう」
この決意を固めて日々の練習に臨みました。
中学でもひたすら声は出していましたが、
「さぁこーい」
「バッチコーイ」
こんな声ばかりでした。
意味のある声というものを教えてもらい、周りを見渡しながら自分から声をかけていく習慣をつけると、中学までの恥ずかしさが消えていく感じがしました。
すると他の選手へのアドバイスや注意点が頭の中で明確にイメージされていき、自分から会話していくキッカケが出来ていったのです。
直感で「このままこの習慣を身に付けていきたい」と感じ、学校生活でも同じような行動を取ってみることにしました。
グラウンドの中で意味のある会話を話せるように、他の部活動の生徒や先生とも積極的に会話していき、2年生に進級する頃には中学までの消極的な考え方は消えていました。
試合の流れも「会話」で呼び込む
後輩も出来て上級生が引退すると、今度は自分たちの代が始まる番です。
その頃に監督さんから言われた言葉が
「称賛を送って励まして終わりだけじゃなく、試合中に流れが傾いた時やバッテリーの視野が狭くなってきたのを理解して、その瞬間に空気を変えられるような言葉を発せれるようになりなさい」
こう教わりました。
それから私は投手の配球傾向が偏ってきた時や、チームメイトがミスして切り替えが出来ていない時に必要な言葉を選んでかけていけるようにしていきました。
ここで中学の私が同じ状況であれば「ドンマイ」しか言えなかったでしょう。笑
結局私は最後の大会もスタメンで試合に出れなかったのですが、声と会話力でベンチから必死にチームメイトを鼓舞していました。
この会話力の考え方は今でも心に残っています。
それほど高校野球で得た会話力は私の野球人生の中でも成長させてくれた期間でもありました。
そして草野球をやっている現在。
教わった会話力を通じて、より一層他人に話しを聞きに行くことを恐れなくなり、何かチャレンジしてみたいことがあれば挑戦するようにしています。
このブログも挑戦してみた結果の一つです。
高校野球であの会話力を身に付けられたからこそ、社会人になった今たくさんの情報を得て自分の糧にすることが出来ています。
私は今が一番野球をやっていて楽しいです。
そして恐らく来年再来年とまた更新していくでしょう。
それは会話を通じて毎年たくさんの人達と交流する機会が増えていくからです。
この記事を読んでくださっている方の中にも、中々他人と会話するのにためらいを感じている方がいると思います。
まずは家族との日常生活の会話を意識してみてください。
そのあとに会社の人やチームメイトとの会話に気を配り
少しずつ会話力を上げていきましょう。
趣味でも仕事でも、とても充実した生活が送れるようになります。
是非試してみてください。
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